ヘアドライヤーは髪に負担をかけるのか?
ヘアスタイリングを行ううえで必要不可欠なのが、ヘアドライヤーです。
しかし、スタイリングする上で重要なアイテムであるこのヘアドライヤーも、使用方法によっては、髪を痛める道具になってしまうということを認識する必要があります。
髪にとってヘアドライヤーが良くないといわれるのは、熱が原因であるといえます。
髪の毛はタンパク質でできています。、これは卵と同じ成分で、髪の毛と卵を関連付けて考えると、熱による髪への負担が良くわかります。
生卵に熱を加えたときの状態を考えて見ます。本来透明の生卵の白身は熱を加えることで白色に変色し、形状も変わります。これは、タンパク質自体の性質が変化したことを指します。さらにこの変化は、一度起こると素の状態へ戻ることがありません。この変化と同じような現象が髪の毛に起こると想像してみてください。髪へのダメージの深刻さがわかるはずです。
このような熱の恐怖を考えると、髪に対してヘアドライヤーを慎重に使用する必要性がわかっていただけると思います。
では、髪にとってヘアドライヤーが悪い事ばかりかといえばそうではありません。たとえば髪は濡れたままでほうっておいて自然乾燥したほうが良いのでしょうか?これについては、自然乾燥をするよりも、適切な使用でヘアドライヤーを使用したほうが、髪に負担が少ないと言えます。
ヘアケアのためのヘアドライヤー活用術
ヘアドライヤーの熱による危険性は十分理解していただいたと思います。次に、このヘアドライヤーをうまく活用する方法を紹介いたします。
1.髪への送風は、距離を十分とって使用する
髪に直接、近距離からヘアドライヤーで送風することは、とても髪を傷めてしまいます。これを避けるために髪に送風する場合は十分距離をとって、ヘアドライヤーを使用しましょう。乾燥にかかる時間がかかってしまうようなイメージがありますが、広く風がいきわたるので、それほど乾燥にかかる時間は変わらないと思います。
2.最初に髪本体よりも髪の根元を中心に乾かす
髪の毛を乾燥する手順として、髪の根元から乾燥するようにします。このことにより乾燥にかかる時間が短縮できるほか、髪自体へのダメージを軽減することが出来ます。
3.ヘアドライヤーを固定して使用せず、動かしながら使用する。
ヘアドライヤーを固定して使用することは熱が一定の場所に加わる恐れがありますので、使用するときは常に前後左右に動かしながら送風することを心がけます。
4.ヘアドライヤーで100%乾燥しない
ヘアドライヤーで髪を乾燥する場合、100%完全に乾燥することは、髪の水分保持力を低下させますので避けてください。目安としては、もう少しで乾ききりそうな段階である80%程度とするのが、ベストだと言えます。残りは自然乾燥に任せましょう。
以上のように、ヘアドライヤーをうまく使用することで、髪の毛へのダメージは大きく変わってきます。
また、最近では過度の熱が加わらないように、冷風と温風を同時に出して対策するものや、マイナスイオンドライヤーと呼ばれるものが数多く販売されています。これらのヘアドライヤーを使用することは、熱のダメージから髪を守るためには有用であると思われます。

